日本を代表する、ねずみキャラクターは?


アメリカン・ニューシネマの金字塔「明日に向かって撃て」の
中に流れる歌、そう、雨の中を自転車を楽しそうにこぐシーン、
あそこで、流れている歌です。
バート・バカラックの「雨に濡れても」。
その題名を聞いたことのない人でも、聞けば、
ああ、それか、と誰でも知っている曲です。



その「雨に濡れても」を含むバカラックの名曲を
イタリア人がイタリア語や英語でやたら歌う、
というCDがあったのです。
その最後にボーナストラックとして、
トッポ・ジージョが、英語なんだけど、
「雨に濡れても」を歌っているんです。


それを聴いていて、嫁と話したのは、
世代的にもう古いのかもしれないけれど、
トッポ・ジージョは、イタリアを代表する、
「ねずみキャラ」だということ。
そして、アメリカには、ミッキーマウス
それだけじゃなくて、トムとジェリーも。
そして、ドイツには、最近、テレビや
子供向けショップで見る「ドイツのマウス」と
呼ばれる眠そうなねずみがいる。


じゃあ、日本では?
ドラえもんはネコ型だし。
私「ピカチューは?」
嫁「ピカチューは、ポケットモンスターで、
  モンスターだから、ねずみじゃないよ」
私「鼠小僧次郎吉は?」
嫁「……」
私「番場のチュー太郎は?」
嫁「……」


その場では、思いつかなかったんだけど、
いました、日本を代表するねずみキャラ!


それは「ねずみ男」!


ミッキーマウスに対抗できるような、
強力なキャラクター(屁も協力だが)、
不潔で虚言癖のある、ねずみ男しかいない。


しかも、最近は、不潔にもかかわらず、
ねずみ男汁」なんている缶ジュースが
販売されていて、うっかり買ってしまったりする。
そして、「ねずみ男汁」という名前の割には、
柑橘系でさっぱりしているから、
世の中恐ろしい。
次は、「妖怪珈琲」にチャレンジだ、
って何の話をしていたんだっけ?





ねずみ男の冒険 (ちくま文庫―妖怪ワンダーランド)

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