マカロニ・ウエスタン派の主食は?


カロニ・ウエスタン派は、スパゲティなんかを、
喜んで食べているようでは、食べてはダメだ。
いや、たまに食べるぐらいならぐらいなら、いい。
でも、主体はやはり、マカロニ、ショートパスタと
言われるものでなければならない。



さらに言うなら、マカロニの中でも、「ペンネ」、
しかも、つるっとしたペンネじゃなくて、
線の入った「ペンネ・リガーテ」。
それも、細身のじゃなくて、ぶっといやつだ。



それが、マカロニ・ウエスタン派の
正当な食べ物だとすれば、見る映画は、
クリント・イーストウッドじゃなくて、
ジュリアーノ・ジェンマ
「荒野の用心棒」じゃなくて、
棺桶をいつも引きずって歩いているジャンゴの
「続・荒野の用心棒」。
石原裕次郎の「嵐を呼ぶ男」じゃなくて、
鈴木清順監督、渡哲也主演のの「東京流れ者」。




すいません……

すべて、イメージで適当に書きました。



ところで、そんなマカロニ好きのマカロニ・ウエスタン派を
喜ばせる事態が発生した。



実はマカロニは、メジャーなスパゲティ派におされて、
需要が少ないか、価格がスパゲティと比べると高い。
だいたい1.5倍ぐらいだろうか。
スパゲティは、メーカーも多く、サイズもいろいろだけど、
マカロニは、せいぜい2〜3種類だ。
これは、マカロニ・ウエスタン派弾圧ではないだろうか?



ともかく、経済的な事情から、マカロニを毎回食べる訳にはいかず、
どうしても、スパゲティの回数が増えてしまう。



しかし、先日、近所のショッピングモールで、
イタリア製マカロニが500gを150円で売っていた。
種類は、ペンネ・リガーテとフジッリだ。
通常、ディチェコは、スーパーで250gを安くて、298円ぐらいだ。
500g150円がいかに破格かがわかってもらえると思う。
当然、マカロニ・ウエスタン派として、それらを1つずつ買い求めた。
いっぱい買わないのは、金を払うのが嫁さんだからだ。



そして、その後にマカロニを普段から安く売っている
「ツルカメランド」というスーパーになぜか行った。
そこでは、イタリア製マカロニが500g198円で売られている筈なのだ。
しかし、行ってみて仰天!
なんと、前のスーパーで買ったのと同じものが98円だった。
記憶では、ここでは198円だった筈なのだ。



やられた……
ということで、つるかめランドでも、また性懲りもなく、
マカロニを買ってしまった。
2店で購入して、平均すれば痛手は減るだろうという計算である。



こうして、家の食料ストック場所に、
イタリア人のようにショートパスタがたくさんあって、
それを見ているだけで、マカロニ・ウエスタン派として、
至福である。



マカロニ・ウエスタン派は、「つるかめランド」へ急げ!
しかし、気をつけろ!
つるかめランド」は、地域スーパーみたいな名前だけど、
実はイギリスの大手スーパー・テスコ・グループ(傘下?)なのだ。
イギリス人は、狡猾である。
フランスのカルフールのような失敗はしない。
つるかめランドの商品を見ても、店内を見ても、
それがイギリスのスーパーとはまず思えない。
しかも、決定的な隠蔽工作は、イギリス系スーパーなのに、
美味しい紅茶を置いていないことだ。
さすが007の国だ。



007派の飲む紅茶は……って、もういいか?